国立大学ってがんばっているのか?
自分はよその業界から大学という高等教育の業界に転職したのだが、
とにかく場外からいろんなことを言われていると感じた。
やれ識者が大学は全然だめだとか、なっちゃいないとかだ。
まあ経費の大半が税金が元になっているので言われるのも当然なのだが、
実際この業界で事務をやっているとそうでもないのではと感じる。
というのも国立大学法人は平成16年に法人化したのだが、
それに伴いこんなことが新たに負担となった。
①理事や監事のポストができ、小さい大学でも5人は雇っている
②独法になったので損害保険に入らなければならない(国はあんまり面倒をみてくれない)安全管理の部署を設置必要
③不正経理対策として監査室や検収センターなどの設置を求められる
④今までやらなくても良かった産学連携を積極的に求められる
適当に感じるまま書いたがこれだけで事務の量は1.5倍だ。しかもどれもかなり面倒い。
そりゃ本来の教育研究に力をさけんわなって感じである。
それでもソースがいいのがないのであれだが、産学連携や知財関係は右肩上がりである
このへんだけも褒めてもらえればな~と感じるところである。